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THE WHO 来日 [音楽]

THE WHOが、11月に初の単独来日公演を行う。
(公演の詳細は、こちら

2004年にも、フェスで初来日してるのだけども、他のメンツ(ポール・ウェラーは好きなんだけど)がなんだかなあ…という感じだったので、この時は観に行かなかった。

という訳で、とりあえず、今回はプレオーダーを入れておいた。

しかし、60年代のバンドで、これまで公演やってなかったってのは、やっぱ、日本での評価は低いのだろう。

個人的には、THE WHOは、高校の時ぐらいに最も"ROCK"を感じることができたバンドである。
その時には、もうドラムのキース・ムーンは死んじゃってたのだけども。

ギターのピート・タウンジェントは、弾きまくるタイプのギタリストではない。(その辺りが、日本受けがそんなに強くない原因なんだろうか?)
上の"Baba O'riley"でも、曲の1番が終わるまでギター弾かないし、終わりのほうではヘンテコな踊りを踊ってたりする。
だけど、ウィンドミル(風車)奏法から、一発音を入れる瞬間ってのは、この上なくカッコよく思える。

手元の「ローリング・ストーン・レコード・ガイド」で、ジョン・スウェンソンが次のような記述をしている。
『《Who's Next》(1971年に発売された、私の一番好きなフーのアルバム)でのダルトリィの歌は、全く素晴らしいのひと言に尽き、レコードになっているロック・ボーカルの中でも、最も強力なものの一つと断言できる。"Wont Get Fooled Again"のクライマックスでの彼の叫びは、ロックの魂そのものである。』



高校の時に、最初にこの映像を見た時、後半の単調なシンセサイザーの間奏から、キース・ムーンのドラム・ソロの後に、ロジャー・ダルトリィのシャウトを聴いた瞬間、アドレナリンがガーっと出て、全身の鳥肌が立ったようになり、「これってロックだ」と上の文章と同じように思った。

ロックって何か?と聞かれても、未だに言葉ではうまく説明できない。
wikipeiaでは、こんな感じで定義されてるけど、自分の場合、あまりにも感覚的なものなのだ。

さて、上手くチケットは手に入れることは出来るのだろうか。

上の"Baba O'riley"のところで、ピート・タウンジェントは、「ギターを弾きまくらないギタリスト」って書いたけど、それは、ベースのジョン・エントウィッスルが、リード・ベースみたいな感じで弾いて、ドラムのキース・ムーンが叩きまくってたからこそ、フーの音は成り立っていた訳で、その2人が死んじゃった今では、私が好きだったフーではないバンドになってしまったとも言える。

それでも、ある種の決着みたいのをつけるために、今回、見に行こうと思ってるのだけどね(^^)

初期のヒット曲"My Generation"で、"I Wanna Die Before I Get Old"(じじいになる前に死んじゃいたい)って歌ってたけど、彼らはどんな感じのじじいになったのだろうか?


(モンタレー・ポップ・フェスティバルでの"My Generation"。このフーの直後に、ジミヘンがあのライブをやるのだけど。)

上の映像がすべて入った映画。
我が家の家宝でもある(^^)



タグ:The Who
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