ソウル旅行記vol.4 [旅行]
【2月16日(土)】
7時過ぎに起床。
韓国と日本の時差はないため、日の出、日の入りの時間は、日本より1時間以上遅い感覚がある。
Gさんの奥さんの同僚が、ソウルの支店にいらっしゃり、今日の朝食は、その方が、明洞のコムタンの美味しい店に連れて行って下さるとのこと。
9時にホテルのロビーで待ち合わせ。
…の筈なのに、8時半になってもIさんは起きず。
極度の低血圧なのだそうで…
ひどい時は、上が60で下が30って、私の下よりも上は低いんだそうで…
ふと、横のテーブルを見ると…
1種類多いね(^^)
やはり、人参なのだろうか…
なんとかロビーに集合し、明洞(ミョンドン)の河東館(ハドングァン)へ。
メニューは、普通のコムタン(牛肉スライスの入ったスープ)と、特コムタン(更に胃袋が加わったもの)の2種類のみ。
昨年移転したらしく、連れてきてくださった方の上司曰く、それから味が落ちたそうだけど、私はあっさりしてて好みだ。
飲んだ次の朝(正にそうだ)には、ちょうどよいね(^^)
南大門(ナンデムン)まで移動。
南大門市場(ナムデムンシジャン)でGさん夫妻が買い物したいとのことなので、私もひやかしで歩いてみることに。
だいたい、こんな感じの市場。
この雑多な感じって、昔とホント変わってないなあ…
京城商会というお店へ入る。
この店の店主がとにかく最高で。
店主「シャッチョーさーん。」
Gさん「俺、社長じゃないよ。」
店主「じゃ、カイチョーさーん。」
という、お決まりのやり取りから始まり、Gさんが朝鮮人参を買おうとすると、「シャッチョーさんだけに…」とか「今日だけは…」とかで、どんどん値段が半値近くまで下がったり、一つだけ買おうとすると、「2つ買うとこれも付けます。」とか、まるで「ジャパネットた〇た」のテレビショッピング見てるみたいで、とても面白かった。
日本でも十分やってけそうだなあと。
買った後も、私とTがメガネ作りたいというと、眼鏡屋まで案内してくれたり、女性陣がBBクリーム が欲しいというと、店まで連れてってくれたり。
で、荷物を預かってもらって、私とTとIさんは眼鏡屋へ。
って、なんと15分もしない間に、眼鏡完成‼
こりゃ、ビックリだね…
京城商会へ戻ると、Gさん夫妻はまた買い込んでたりした。
購入した商品が結構な量になり、店主が、ジッパー付きの大きなビニール製の袋に入れてくれたのだが、店主曰く、「このエルメス・バッグもサービスで付けとくから。」とのことであった(^^)
そろそろ昼飯時なので、参鶏湯(サムゲタン)が食べたいのだけどもと尋ねると、店主は快く案内してくれることに。
大量な荷物も、これまた、店主が夜にホテルまで届けてくれることに…
日本にいると、確かに日常的に質の高いサービスを受けて、それに慣れっこになっている。
で、たまにこうして外国へ行くと、それを実感する。
例えば、朝飯を食べたとこや、眼鏡屋なんかで、客の前で普通に従業員が飯食べてる姿って、日本ではやっぱありえない(私は気にならないけど、気にする人はすると思う。)し、泊まってたホテルでも、一応高級ホテルの看板背負ってても、再三再四電話して、ようやく灰皿やバスタオルやベッド入れた始末だ。
だけど、この京城商会とか、昨日のウリナラとか、とにかく、一生懸命サービスするという気持ちはとても伝わってくる。
日本にはない種類のサービスだ。
洗練されてないかもしれないけど、やはり、嬉しいものである。
その辺りは国民性の違いなのかどうなのかはよく解らないけども…
【関連記事】ソウル旅行記vol.1(前説)
ソウル旅行記vol.2(1日目その1)
ソウル旅行記vol.3(1日目その2)
ソウル旅行記vol.4(2日目その1)
ソウル旅行記vol.5(2日目その2)
ソウル旅行記vol.6(2日目その3)
ソウル旅行記vol.7(3日目)
ソウル旅行記vol.8(あとがき)
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