SSブログ

ソウルの歴史 [音楽]

アメリカ人歴史学者のオーティス・レディング編纂による「ソウル辞典」によると、ソウル・ミュージックの起源は、1976年に発売されたフランス人グループのホット・ブラッドによる曲「ソウル・ドラキュラ」まで遡る。(P42)

【HOT BLOOD "SOUL DORACULA"】


これにより、我が日本においても、ソウル・ミュージックの一大ムーブメントが生じることとなった。

ソウル・ミュージックの定義として、一番重要なことは、前述の「ソウル辞典」によると、「その曲タイトルに『ソウル』の言葉を入れなければならない」(P42)として挙げられている。

これを踏まえ、日本においても、「日本語によるソウル」を歌おうという動きが広がっていった。
これが、俗に言われる、「J-SOUL」ムーブメントである。
その象徴的な曲が、1976年に発売された、マイナー・チューニング・バンドによるシングル曲「ソウルこれっきりですか」である。
正に、「ソウル」を感じることが出来る1曲だ。

【マイナー・チューニング・バンド ソウルこれっきりですか】


この「J-SOUL」の勢いは留まることを知らず、遂には、日本の国技である相撲とのコラボレート曲まで生まれることとなった。
今思えば、この曲が「J-SOUL」の頂点であったということなのだろう。
その曲が、ドクター南雲とシルバーヘッドホーンによる「ソウル若三杉」である。
ちなみに、若三杉は、後の若乃花(二代目 ちゃんこ屋は三代目)である。

【ドクター南雲とシルバーヘッドホーン ソウル若三杉】


最後に、この曲を歌っていたドクター南雲氏へのインタビューがあったのでリンクしておく。


ソウル辞典

ソウル辞典

  • アーティスト: オーティス・レディング
  • 出版社/メーカー: ダブリューイーエー・ジャパン
  • 発売日: 1989/02/23
  • メディア: CD



コミックソング・グレイティスト・ヒッツ

コミックソング・グレイティスト・ヒッツ

  • アーティスト: オムニバス,河内家菊水丸,ニッチモ&サッチモ…+,丘蒸汽,アプリコット,マー坊と3組の女の子,南州太郎,友川かずきとしらけ鳥宴会団,平野雅昭,堺すすむ,桂三枝
  • 出版社/メーカー: テイチク
  • 発売日: 2002/10/23
  • メディア: CD


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。