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デス・プルーフ in グラインドハウス [映画]

今、DVD見終わったとこ。

私の住んでるところじゃ、家から1時間半くらいかけて行った映画館で、夜の8時半から1回のみ上映って感じだったので、流石に映画館じゃ見れなかったのだ…
(いま見たい「ノー・カントリー」も、地元じゃやってなくて、同じ県内だと電車で2時間半のところでやってるだけだったりする。家の近くには、近頃シネコンがちらほら出来てたりするのだが、どれもこれもおんなじ様な映画しかやってない。アカデミー作品賞と監督賞とった映画が見れないのだ。田舎は辛いものである…)

この映画は、元々、映画本編2本と、実在しない映画の予告編4本によって構成された「グラインドハウス」として上映されていたものを、それにカットしたシーンを加え再編集し、北米以外で上映されたということらしい。

ちなみに、元々の「グラインドハウス」はこんな構成。
1. 予告編 - マチェーテ(監督:ロバート・ロドリゲス)
2. 本編 - プラネット・テラー(監督:ロバート・ロドリゲス)
3. 予告編 - ナチ親衛隊の狼女(監督:ロブ・ゾンビ)
4. 予告編 - Don't/ドント(監督:エドガー・ライト)
5. 予告編 - 感謝祭(監督:イーライ・ロス)
6. 本編 - デス・プルーフ(監督:クエンティン・タランティーノ)


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  • メディア: DVD

グラインドハウスっていうのは、かつてアメリカの大都市周辺に多くあった映画館で、B級映画を2~3本立てで上映してたらしい。
上映される映画は、黒人をターゲットにしたやつや、スプラッターものや、セックスが売り物のやつや、カーアクション、マカロニ・ウエスタン、カンフーものなんかが一緒くたにされ(って、これらって、みんなタランティーノの世界w)、生々しい予告編と一緒に上映されてたんだそうな(これらの映画は「エクスプロイテーション映画」とジャンル分けされるらしい。)。

グラインドハウスで上映される映画は、フイルムが20本程度しかプリントされず、それがあちこちのグラインドハウスで使い回しされるんで、フィルムには、派手な傷や飛び、ブレなんかがあったそうで、この「デス・プルーフ in グラインドハウス」でも、それを狙って、ご丁寧に再現してたりする。
途中、傷やノイズ音入れたり(って、タランティーノの映画の本編の前の部分って、前からそうか…)、映像が見事に飛んだり白黒になったり、まあ、見事にやりたい放題www

で、肝心のこの映画だけど、途中までは、どうなんだろうこの映画…と思ってたけども、後半からは見てる私もアドレナリン出まくりで、声出して笑い転げてました。
正直なとこ、ダメな映画だとは思うのだけど、とても面白い。
やっぱ「生」はよいね…

カート・ラッセルとか、「遊星からの物体X」や、「ニューヨーク1997」の辺りって、自分で映画館に行き始めた辺りに見てる映画だったりするので、そこら辺のB級テイスト+駄目っぷりがよいなあと。
後は何といっても、ゾーイ・ベル。あのシーンは必見かなと(見る面白さがなくなるので詳しくは書かないけど。)。

あ、例によって、今回も音楽はよいです。
流石に、「ベイビー・イッツ・ユー」とかT・REXくらいしか解らなかったけど。

しかし、女の子達が、「バニシング・ポイント」や「ダーティ・メリー/クレージー・ラリー」のネタを話してたけど、そんなマニアの子っていねーだろとは思わずツッコミしたくはなった。
流石に俺の年代でも、深夜にごくたまにやってるのを見たくらい…って、しっかりDVDになってるのね。
まあ、結構好きだけど…


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ダーティ・メリー クレイジー・ラリー

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