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四国旅行記 その2 [旅行]

さて。
サンライズ瀬戸に乗ったは良いものの、何かがおかしい。
計画の段階じゃ、乗った瞬間に爆睡の予定だったはずだったのだが、全く眠くないないのだ。

う~む。
やはり、「旅に出る」ということに、すこし興奮しているのだろうか。

それでも少し寝ることは出来たが、大阪に着いたところで早くも目が覚めてしまった。まだ4時過ぎである・・・

瀬戸内海を渡る辺りで、日が昇ってきた。

1790334

7時半ごろ、高松到着。とりあえず、駅を出る。

村上春樹の「海辺のカフカ」で高松駅を描写している場面があったことを思い出すものの、どんな内容だったかすっかり忘れてしまっていた。

駅周辺にはうどん屋が数軒あり、いずれもこの時間から営業していた。(どの店の看板も、赤ランプが点灯していた。)
そして、どの店にも「セルフの店」の大きな張り紙が。

私はとてもビビリ屋さんなもので、「セルフの店」の表示に一瞬躊躇してしまった。
入ってみれば、普段地元で行っているさぬき風の店とスタイルは変わらなかったのだが。
かけうどんの熱いのを食べる。

駅前で、レンタカーを借りる。
四国は道が狭いという話を聞いていたし、安く済ませるためにも軽にした。
とりあえず、こんぴらさんに行くという話をすると、その途中の「山越うどん」に行った方がよいと言われる。

軽にはナビが付いていたので、電話番号を入力すると、あら不思議。案内を開始してくれる。
実はこれがカーナビデビューだったりするのだ(^^)
しかし、ナビの旅は楽すぎる。何も考える必要がない。これはやはり人間を駄目にする機械だ・・・

高松も40万都市だそうだが、少し郊外へ行くと、田んぼが広がり、のどかな田園風景である。
コンビニへ入ると、なぜかEAST END×YURIの「まいっか」がかかっていた。「DA.YO.NE」でもなく。微妙にのどかな感じである。

そして、「山越うどん」は、そんな郊外の田んぼに囲まれた、何もない場所にあった。

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とりあえず、「かまたま」一玉を注文。
150円とありえない値段。
汁はあまりかけないでとのことだったので、少量にしといた。
美味し。
調子に乗って、山かけもいっといた。これも1玉150円。

ゴールデンウィークの昼ごろには、2時間待ちだったらしいが、今回は時間も早かったせいか、3人ほど並んでいるだけで、スムーズに食べられた。

山越うどんからそれほど遠くないところに「こんぴらさん」はあった。
土産物屋がやっている有料駐車場に車を停めると、店のおばちゃんが、杖と団扇と麦藁帽子を貸してくれる。
麦藁帽子、その時はいるのかとも思ったのだが・・・

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いきなりこれである。
これが本宮まで786段続くのである。そして、更に行きたければ1368段目に奥社がある。

登り始める。
日差しがきつい。麦藁帽子を借りておいて正解だった。
汗が吹き出てくる。
森の石松が、本宮と間違えて引き返してしまったという旭社前で、日陰に椅子があったので流石に座り込む。

少し休んでだいぶ楽になった。
何とか本宮へたどり着く。

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本宮前は見晴らしが良くなっていた。
遠くに讃岐富士が見える。

流石に奥社は勘弁。
お参りを済まし、御籤を引き(中吉)、後は階段をまた下るだけ。

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土産物屋に戻ると、おばちゃんが店の中に椅子を出してくれ、エアコンを効かせてくれ、汗が引くまで座っていきなさいと言ってくれたので、少しゆっくりさせてもらう。

後は、車で国道32号をただ南下して高知を目指すのだ。

香川県は、時間の流れがとても緩やかに感じられた。
車は四国山地に入り、香川県から徳島県へ。


【関連記事】
四国旅行記 その1(旅立ち編)
四国旅行記 その2(1日目 香川県編)
四国旅行記 その3(1日目 徳島~高知市編)
四国旅行記 その4(2日目 高知市編2)
四国旅行記 その5(2日目 室戸岬~四万十町編)
四国旅行記 その6(3日目 四万十町~天狗高原編)
四国旅行記 その7(3日目 四万十・足摺岬~道後温泉編)
四国旅行記 その8(4日目 屋島編)
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