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四国旅行記 その5 [旅行]

昼過ぎまでに室戸から高知市外に戻ってくるイメージだったので、朝考えていたのより、2~3時間遅くなっている。

そして、桂浜では晴れていた空も、室戸岬に近づくにつれ、徐々に雲行きが怪しくなってきた。
しかし、突端フェチとしては、室戸岬はどうしても行かなければならない場所である。

そして室戸岬の近くには、行ってみたい場所があった。
それが「御厨人窟」(みくろど)である。

御厨人窟は、若き弘法大師が修行し、ここで悟りを開いたといわれる洞窟で、そこから見える海と空にちなみ、「空海」と名前を付けたと言われている場所である。

のだが・・・
私が着くのと時を同じくして、土砂降りである・・・
そして私は雨具を持っていなかったのだ。

私はそれでも意を決し、車から降りてお参りした。

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ちなみに、左の洞窟で寝起きをし、右の洞窟で修行をしたといわれている。

四国に来たはいいものの、一向にお寺に行こうともしない私に、どうやら、お大師様の罰が当たってしまったようである。
すっかりずぶ濡れに。
日本を洗濯するどころか、私が洗濯されてしまった・・・

国道55号で、もと来た道を戻り、南国市から高知自動車道に乗り、高知市街を素通りして、終点の須崎東ICへ。
更にそこから国道56号を南下。

中土佐町の辺りで、初の給油。
時間ももう5時を回っていたので、スタンドのおっちゃんに、どこか宿がありそうなとこを聞くと、更に40分ほどそのまま56号を行った、中村の辺りならあるのではとのことだった。

とりあえず、言われたとおり中村を目指す。
「土佐の小京都」といわれる町である。

が、四万十町の町役場がある窪川の辺りで、何故か気が変わり、四万十川沿いのルートである国道381号へ曲がってしまう。

曲がるのと時を同じくして、雨がまた激しくなってきた。
そして、国道沿いには、見事に店の1軒もない。
宿がなかったらなかったで、車で寝ればよいと腹積もりはしていたものの、やはり一抹の不安はある。

小一時間ほど走ると、道の駅「四万十大正」があり、そこからそう遠くないところに駅があったので、とりあえず行ってみると、宿リストの紙が張ってあった。
その内の1軒に電話をしてみると、遅いので夕食は勘弁だが、泊りと朝食だったら5,200円でOKとのことだった。
駅周辺に、居酒屋と食堂がそれぞれ1軒づつあるのは確認していたので、そこに泊ることにした。

とりあえず、居酒屋をチョイス。

何故こんなとこに来たの?と聞かれたので、何もなさそうだったからと答えたら、そりゃ確かに何もないと笑っていた。

とりあえず、午後に〆たばかりという「モイカ」を頼むが、これが激しく美味し!!!

四万十というと、鰻と鮎のイメージだったので、鮎なんかはと聞くと、この辺りでは、鮎は自分で釣って食べるという感じかなと言われ、納得。

しかし、その鮎も、昔は近くの橋の上から見れば、泳いでいるのが見えたらしいが、今では、その辺りではそんなに釣れなくなったそうだ。
下流の観光船とかが、網で取っちゃってるのが原因では?とのこと。

店のオヤジさんと女将さんと、あれこれ話しこんでいるうちに、少々飲みすぎた。
5合辺りまでは覚えているのだが・・・


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