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九州旅行記 参 [旅行]

高皇産霊尊(たかみむすひのみこと)は、真床追衾(まとこおうふすま=神聖なふとん)で皇孫(天照大神の孫)天津彦彦火瓊瓊杵尊(あまつひこひこほのににぎのみこと=ニニギノミコト)を覆いかぶせて地上に降らせられた。
皇孫は、そこで天の磐座(あまのいわくら)を離れ、また天八重雲(あめのやえたなぐも)をおし分けて、その威厳によって道をおし分けおし分けて、やがて日向の襲の高千穂峯(たかちほのたけ)に天降られた。(日本書紀より)


そんな訳で、9時過ぎに高千穂に到着。
1度は来ておきたかったのだ。(天孫降臨の地は、鹿児島県の霧島連山にある高千穂峰という説もある。)

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最初は、神武天皇の御孫にあたる建盤竜命(タテイワタツミノミコト)が筑紫の国(九州)統治の命を受け、下日向県(しもひゅうががた)を経て阿蘇に向かう途中、この地で四方を臨まれたという国見ヶ丘へ。

ここは、春と秋の早朝は雲海が素晴らしいらしいのだが、この時間ではやはり見れなかった。

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続いて、高千穂峡へ。

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真名井(まない)の滝の下までは、貸しボートで行けるのだが、この日は台風の影響で増水しており、駄目だった。
残念。

五ヶ瀬川沿いに歩いてみる。

「槍飛」と言われる最も川幅が狭いところ。
戦国時代に高千穂が攻められ、侍が逃げる際に、槍の柄を岸の手前について飛んだ者は飛び越えられたが、向こう岸についた者は落ちて死んだらしい。

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増水しているせいもあるのだろうけども、神橋の近くへ行くと流れが激しい。
面白い感じで削れている。

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手前から、神橋、高千穂大橋、神都高千穂大橋。

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朝のうちは、秋を感じるなあとか思っていたけれども、歩いているととにかく暑い。
おまけに、蝉まで鳴いている。
すっかり汗だくだ。

神橋のところに茶店があったので休憩。
ラムネを飲む。

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お、おっと。
茶店はすっかり「そのまんま」地獄だ(^^)
知事もこの店に来たらしい。
知らないうちに、宮崎県に入ってたんだねえ…

高千穂峡の後は、近くの高千穂神社へ。

天津彦火瓊々杵命(あまつひこほのににぎ)と木花開耶姫命(このはなさくやひめ)など、日向三代の皇祖神とその配偶神などが祭られている神社。
垂仁天皇の時代に創建されたといわれる。(伊勢神宮と同時期)

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