初めての一人旅（スペイン2002） その２ [旅行]
【２日目】
スペインの朝は遅い。
っちゅうよりも、サマータイムって、やっぱクソだな。
６時前に起きるけど、まだ外は真っ暗。
７時を回ってくらいからようやく少し白んできて、鍵の掛かった門から外に出る人が居たんで、私も、ちと散歩。（合鍵をまだ貰ってなかったのだ。）
私の場合、日常生活で朝に散歩するなんてのは絶対にありえないんで、面白く感じる。
少し歩くと、公園の看板があったんでそちらに行ってみる。
エスカレーターがずっと続いている。
また、大きそうな公園だ。
景色もとても良い。
…なんて書くと、普通の公園な気がするかもしれないけど、ヘンテコ臭がプンプンに漂っている。
このグエル公園は、元々は分譲住宅として60棟建てられたのだけども、あまりのヘンテコぶりに、これを買ったのは発注したグエル伯爵と、設計した人間の２棟だけだった。
で、グエル伯爵の死後に、バルセロナ市がこれを買い取って公園にした。
今では世界遺産である。（私が最初に訪れた世界遺産だと思う。）
設計したのは、アントニオ・ガウディw
天才に制約なしに仕事をさせると、どういう目に遭うかという良い見本かも…
どんなところかという写真は→こちらとか。
たまに来るなら悪くないというか、好みの部分はあるけど、やっぱ、終の棲家って訳にはいかないよな…
地元の人にも売れなかったってことは、スペイン人も同じ感覚なのだなあと。
日本に帰ってきて直後に、ヤンジャンを読んだら、「キャプテン翼」で翼クンがこの公園でボール蹴ってたりした。
高橋先生も同じ頃にバルセロナに来てたのだろうか？
この日は、サッカー・スペインリーグのＦＣバルセロナ対、同じくバルセロナをホームとするエスパニョールの試合がある。
一旦宿に戻り、シャワーを浴びてから、近くのバールで朝食を済ませたあと、地下鉄に乗ってＦＣバルセロナのホームスタジアム、カンプノウの最寄の駅、Collblanc（Linea 5）へ。
（地下鉄路線図 クリックで拡大）
スタジアム脇の当日券売り場でチケットを購入。
バックスタンド席を１枚というつもりで、LATERAL,UNOと言ったのだが、１階席だった…まあいいけど。
ついでにバルサ博物館を見学。（月ー土10:00-18:30、日祭日10:00-14:00）
スタンドに出れるのだけど、空っぽのすり鉢を見て、既にそれだけで鳥肌が立つ。
こんなコンパクトに纏まったところに１０万人弱も入るのだなあ。
グラウンドの整備をしているところだったんで、芝の匂いが漂ってきて、何ともよい感じ。
チケットの購入方法やら、もろもろのスペインでのサッカー観戦に関する情報→こちらを。つうか、私もここの情報を頼りにした。
試合開始は夜の９時からなので、昼飯を終え一旦宿に戻ると、２時を回ってたんで周辺の店は見事なまでに閉まっていた。
これがシエスタってやつですか…
私も既にアルコールが入っていたんで、少し昼寝。
そんな訳で、試合開始３０分ほど前にカンプノウへ。
席に座ろうとすると、既に先客が。
その席のチケットを私がその兄ちゃんに示しても、ヘラヘラしてたんで、どうも近くの席だったら勝手に座ってもよいってのが、ここの流儀らしい。
私も空いてた席に勝手に座る。（その後、何も言われなかった。）
驚いたことに、席でタバコが吸える。
それにしても、試合開始５分前くらいになっても席が殆ど空っぽ。
直前になって、一気に埋まる。
おっちゃんが、「この中にエスパニョールのファンいるか？」みたいなことを言うと、一人だけバイク乗り風のお兄ちゃんが手を上げる。
すると、みんなで拍手喝采。
結構和気あいあいだ。
ダービーといっても、そんなものなのだろうか。
クラシコ（対レアル・マドリー戦）のテレビで見るような殺伐とした雰囲気は、この辺りの席ではない。
イムノが流れてきた。
流石にキタ。
ルイス・エンリケ、クライファート、サビオラ、フランク・デブールなんかがいた時代のバルサ。
後半の頭からはリケルメも出てたなあ…
なんとかバルサが２－０で勝つ。
この時は、このシーズンがあんな酷いことになって、ファンハールも途中でクビになるとは思わなかった…
試合が終わると、みんなあっさりと帰る。
そして、サクッと外に出れて、地下鉄に乗れる。
日本だと、入るのも出るのもかなり一苦労で、しかもサッカー場が後から郊外にできた関係で交通機関へのアクセスが最悪でそこからまた一苦労という感じなので、かなり羨ましく思う。
しかし、出入りのスムーズさって部分は、設計する段階でもう少し何とかなると思うんで、考えて作ってないのだなあという気もする。
カンプノウ周辺で飲みたかったけども、もう11時回ってたんで、大人しく帰る。
同じ宿の人間も、４～５人は試合を見に行ってたようだ。
スペインの朝は遅い。
っちゅうよりも、サマータイムって、やっぱクソだな。
６時前に起きるけど、まだ外は真っ暗。
７時を回ってくらいからようやく少し白んできて、鍵の掛かった門から外に出る人が居たんで、私も、ちと散歩。（合鍵をまだ貰ってなかったのだ。）
私の場合、日常生活で朝に散歩するなんてのは絶対にありえないんで、面白く感じる。
少し歩くと、公園の看板があったんでそちらに行ってみる。
エスカレーターがずっと続いている。
また、大きそうな公園だ。
景色もとても良い。
…なんて書くと、普通の公園な気がするかもしれないけど、ヘンテコ臭がプンプンに漂っている。
このグエル公園は、元々は分譲住宅として60棟建てられたのだけども、あまりのヘンテコぶりに、これを買ったのは発注したグエル伯爵と、設計した人間の２棟だけだった。
で、グエル伯爵の死後に、バルセロナ市がこれを買い取って公園にした。
今では世界遺産である。（私が最初に訪れた世界遺産だと思う。）
設計したのは、アントニオ・ガウディw
天才に制約なしに仕事をさせると、どういう目に遭うかという良い見本かも…
どんなところかという写真は→こちらとか。
たまに来るなら悪くないというか、好みの部分はあるけど、やっぱ、終の棲家って訳にはいかないよな…
地元の人にも売れなかったってことは、スペイン人も同じ感覚なのだなあと。
日本に帰ってきて直後に、ヤンジャンを読んだら、「キャプテン翼」で翼クンがこの公園でボール蹴ってたりした。
高橋先生も同じ頃にバルセロナに来てたのだろうか？
この日は、サッカー・スペインリーグのＦＣバルセロナ対、同じくバルセロナをホームとするエスパニョールの試合がある。
一旦宿に戻り、シャワーを浴びてから、近くのバールで朝食を済ませたあと、地下鉄に乗ってＦＣバルセロナのホームスタジアム、カンプノウの最寄の駅、Collblanc（Linea 5）へ。
（地下鉄路線図 クリックで拡大）
スタジアム脇の当日券売り場でチケットを購入。
バックスタンド席を１枚というつもりで、LATERAL,UNOと言ったのだが、１階席だった…まあいいけど。
ついでにバルサ博物館を見学。（月ー土10:00-18:30、日祭日10:00-14:00）
スタンドに出れるのだけど、空っぽのすり鉢を見て、既にそれだけで鳥肌が立つ。
こんなコンパクトに纏まったところに１０万人弱も入るのだなあ。
グラウンドの整備をしているところだったんで、芝の匂いが漂ってきて、何ともよい感じ。
チケットの購入方法やら、もろもろのスペインでのサッカー観戦に関する情報→こちらを。つうか、私もここの情報を頼りにした。
試合開始は夜の９時からなので、昼飯を終え一旦宿に戻ると、２時を回ってたんで周辺の店は見事なまでに閉まっていた。
これがシエスタってやつですか…
私も既にアルコールが入っていたんで、少し昼寝。
そんな訳で、試合開始３０分ほど前にカンプノウへ。
席に座ろうとすると、既に先客が。
その席のチケットを私がその兄ちゃんに示しても、ヘラヘラしてたんで、どうも近くの席だったら勝手に座ってもよいってのが、ここの流儀らしい。
私も空いてた席に勝手に座る。（その後、何も言われなかった。）
驚いたことに、席でタバコが吸える。
それにしても、試合開始５分前くらいになっても席が殆ど空っぽ。
直前になって、一気に埋まる。
おっちゃんが、「この中にエスパニョールのファンいるか？」みたいなことを言うと、一人だけバイク乗り風のお兄ちゃんが手を上げる。
すると、みんなで拍手喝采。
結構和気あいあいだ。
ダービーといっても、そんなものなのだろうか。
クラシコ（対レアル・マドリー戦）のテレビで見るような殺伐とした雰囲気は、この辺りの席ではない。
イムノが流れてきた。
流石にキタ。
ルイス・エンリケ、クライファート、サビオラ、フランク・デブールなんかがいた時代のバルサ。
後半の頭からはリケルメも出てたなあ…
なんとかバルサが２－０で勝つ。
この時は、このシーズンがあんな酷いことになって、ファンハールも途中でクビになるとは思わなかった…
試合が終わると、みんなあっさりと帰る。
そして、サクッと外に出れて、地下鉄に乗れる。
日本だと、入るのも出るのもかなり一苦労で、しかもサッカー場が後から郊外にできた関係で交通機関へのアクセスが最悪でそこからまた一苦労という感じなので、かなり羨ましく思う。
しかし、出入りのスムーズさって部分は、設計する段階でもう少し何とかなると思うんで、考えて作ってないのだなあという気もする。
カンプノウ周辺で飲みたかったけども、もう11時回ってたんで、大人しく帰る。
同じ宿の人間も、４～５人は試合を見に行ってたようだ。
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