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初めての一人旅(スペイン2002) その3 [旅行]

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【3日目】
朝から「ダリ劇場美術館」へ向かう。
この美術館は、フランス国境に近いフィゲラスという街にある。(バルセロナから電車で2時間程度)

私の宿があるLesseps駅から、パセイジ・ダ・グラシア(Passeig de Grasia)駅まで地下鉄(L3)で行き、そこから国鉄の特急列車に乗り換える。
ここに書いてあるとおり、確かに乗り換えは楽。

乗り換えの時に特急の切符を買おうと思ったんだけど、「フィゲラス 1枚」と言ったのだが、なにやら駅員が話しかけてきた。
電車の出発までそんなに時間がない。
何を言おうとしているのか。少々焦る。

そのうちに、駅員さんが手を左右に動かし始めた。
ようやく私もピンと来た。
往復かぁ(^^)
「Si,Si」(シー=イエス)
何とか往復チケットを買い求めた私は、無事に地下ホーム(だったと思う)から特急列車に乗ることができた。

で、ダリ劇場美術館だけども。

悪趣味さ満載で、色んな仕掛けがあって(書くと、行った時に面白くないと思うんで一々書かないけど。)、飽きさせない造りになってるんで、個人的にはよかった。
時間があったら是非という感じで。

どんなとこかっていうさわりは、こちらを見て。(ちなみに、書かれてはいないが、車の上に乗った女性の像にも、ちょっとした仕掛けがあったりする。)

美術館を見た後は、フィゲラスのバールで昼飯兼飲酒。
メヒジョネス(ムール貝)頼んだら、結構安くてテンコ盛りで出てきて、かなり嬉しかった。
つう訳で、ワインが進む。
しかし、私はワインが弱い。
昼間っから、すっかり酔っ払う。

駅に行って、出発前の特急に乗り込むと、発車前には既に寝てしまった…

ふと気がついて時計を見ると、ボチボチ列車はバルセロナに着く時間。
見覚えのあるパセイジ・ダ・グラシア駅に着いたと思い、列車を降りる。
しかし、どうもおかしい…
どうも降りる駅を間違えたようだ。

列車は動き始めた。

ふと、アラブ系と思しきお兄さんと目が合う。
彼もどこか挙動がおかしい。
どうも私と同じことをしでかしたようだ。
そして、目が合った瞬間、2人は互いにになすべきことを理解し、行動に移った。
電車に乗るべく、走り始めたのだ。

「動き始めた汽車ぁに…」という古い歌が脳裏をかすめる。
まあ、飛び乗ったのは2人だった訳だけどもw

列車の外階段に何とか追いつき、駆け上り、中のお客さんに鍵を開けてもらう。
こういう経験は今後ないのだろうな…

何とか宿に戻る。

セビリアから着たばかりという男の子が、レアル・ベティス対レアル・マドリッドのサッカーの試合を見ていたら、後半頭で照明が壊れたため試合が中止になったという話を聞いて、とても羨ましく思う。
なんか、「旅」してるって感じだ。
酔いも醒めたので、京都の美術大に通っているという女の子と近くのバールで軽く飲む。

その後、旅行代理店へ。
大西洋岸の都市ラ・コルーニャへ行く気になった。
代理店のお姉さんと話(といっても英語すらマトモに喋れない客に付き合ってくれて申し訳なかったのだが)をしたところ、飛行機はちょっと高かったんで、翌日の寝台列車の切符を手配してもらった。

夜になったんで、街を徘徊。
活気があって、楽しい。

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