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路面電車で2。(瀬戸内の旅3) [旅行]

「松山市駅前」から路面電車で「道後温泉」へ。
1日に3回以上乗るんだったら、「市内電車・バス1Dayチケット」がお得だと思う。

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途中で何度かすれ違いはしたけど、「坊ちゃん列車」は間近で見ることが結局出来なかった。

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「ほかのところは何を見ても東京の足元にも及ばないが温泉だけは立派なものだ。」と明治時代の小説にも書かれた道後温泉本館に、この日も行く。
今回は少々奮発して霊の湯(たまのゆ)だ。

神の湯と何が違うのかというと、そんなに違うものじゃない。
神の湯だと石鹸は、買うか、タオルを買ったり借りたりしないとならないけれど、最初から付いていて、シャンプーも浴場に用意されているし、料金が若干高いため浴場が空いている。
座敷で浴衣を着て茶菓子でゆっくりできるのだけども、男は大広間で浴衣に着替えなければ(女性は更衣室がある。)ならず、少々気恥ずかしい。

上記の明治時代の小説名にちなんだ部屋から外を見る。

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おっと。
眼下に、一昨年来た時には覚えがない地ビール屋を発見(笑)。

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早速、ちょろっとひっかける。

しかし、夜の本館の感じは昼間と全く異なっていて、この雰囲気は個人的にはかなり好きだ。

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屋根の上の鳥は、白鷺がこの温泉を見つけたという伝説にちなむ。

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もう少し撮ってみようか。
と、ここでカメラのバッテリーが切れてしまったアルヨ…

止む無く、再び路面電車に乗って「大街道」から昨日訪れた居酒屋さんへ。

店内に入って、「これはマズい。」と思った。
何がマズいかというと、昨日お店の方に、もし釣りに行った友人の釣果があったら持ち込みをしてよいかというお願いをしていたのだけども、店内はカウンターも座敷も超満員。
これは迷惑がかかると慌てて友人に連絡を取ろうとするも、時、既に遅く、友人は店に入って来てしまった。
が、店の方は調理を快く引き受けてくださった。
非常に申し訳ない。

で、ですよ。

出てきた料理が、鰆(さわら)のお造り→鰆のタタキ→ハマチのうす造り→ハマチの塩焼→鰆の兜煮→鰆の茶漬てな具合で。

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特に最初の鰆の刺身が、身がただでさえ美味しいところに皮が少し炙られてて、その加減が兎に角絶品だったのと、茶漬けも出汁との相性が最高で、ホントに久々に美味いもの食べたなあと大満足。
ハマチも釣りたてだからコリコリしすぎてるんで薄造りにしてくれて、紅葉卸のポン酢でとか、プロの技が炸裂して美味しかったんだが、兎に角、鰆の刺身と茶漬けの印象が強烈過ぎた。
いや、大満足。
酒も進んだ。

で、お勘定になったんだけど、これまたビックリ。
5,200円っすよ。
もちろん2人分で、呑み代も含まれ、これ以外にも2品頼んでたのに。

そりゃ、あんまりなんで、少し余分に置いていこうとしたのだけども、お店の方は受け取ってくれなかった。
非常に申し訳ない。

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そんな訳で、すっかり松山の印象はよくなった。
明日からは、もう1日松山で釣りをする友人と別れ、一人旅だ。

すっかり酔っ払った私は、宿に戻り、松山の俳句熱(色んなところに俳句の投稿ポストがあった)にやられて一句詠んだ。
携帯電話のメモに残されていたので、ここで披露しておこう。

「屁をしても 鰆美味しき 松山か」

酔いとは恐ろしいものである…


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